やっぱりこの地は縄文時代からスゴイ場所だった!「諏訪の不思議を知るin尖石縄文考古館」

今日は「諏訪の不思議を知る!」部の部活動4回目。

前回たてしな日和でお話をしていただいた、尖石縄文考古館前館長の
鵜飼幸雄さんに解説していただきながら尖石縄文考古館を見学しました。

※前回の様子はこちら https://tateshinabiyori.com/2019/02/27/suwa-7/

(今回の参加者は15名。うち3分の1は地元の方でした。
地元の方もこうやってゆっくり考古館を解説付きで見学する機会はあまり
ないようです。)

もっとお話しを聞いていたかった~。 あっという間の2時間。

これまでも何度か考古館を見学していましたが、鵜飼さんに解説して
いただきながら見学すると何倍も面白く、深く、そして縄文時代への
想像が膨らみワクワクしました。

今まで見学していても見逃していたところがたくさんありました。

まず、今こうして私たちが縄文時代のことを色々知ることができるのは
宮坂英弌氏の尖石遺跡の発掘があったから。

そしてこの尖石遺跡が学術上の価値が特に高く、この国の象徴として
特別史跡に指定されたんですね。

縄文遺跡で特別史跡に指定されているのは4件だけなんです。
しかも4件のうち最初に特別史跡になったのが尖石。

茅野市の尖石遺跡は遺跡の国宝!

そして国宝土偶6点のうち2点が茅野にある。

知ってたけど、あらためて解説していただくと、とってもスゴイこと。

「茅野の人は遺跡の上で暮らしている・・というか、我々はたまたま
遺跡の上に暮らさせていただいている」 というお話がとても
心に残り、スゴイところに住んでいるんだな~と再認識。

考古館地形図

また、この諏訪地域の地形を見ながらこの場所がどんなに素晴らしいところで
歴史的にも地質構造を知るうえでも重要な所であることがわかりました。
「諏訪がわかれば日本の全てがわかる!」そんな所に私たちは住まわせて
いただいているんですね。
2体の国宝の説明はもちろん、浅鉢や土器についても大変興味深いお話を
お聞きすることができました。

 

縄文土器の文様や形状。必ずしも実用的ではない作りに、縄文人には祭祀と実用性は

別個なものではなく、人々は日々感謝して暮らしていたのではないか・・

土器や土偶からいろいろなことがわかったり、まだまだわからないことを想像してみたり。

どんな暮らしをしていたのか、発掘されたものにどんな意味があったのか。。

どんどん頭の中が膨らんできた、あっという間の2時間。

ますます知りたくなった縄文。

次につながる素晴らしい時間でした(^^)/

最後は外に出て再発掘中の現場を見学させていただき、鵜飼さんへ質問タイム♪

自然に輪になって座った時間。

縄文人もこうやって輪になっていたのかな・・なんて思いながら。

参加した方々からは、「友人が茅野へ来たときに今日聞いたことをいろいろ話してあげようと思う」

「地元にいると忘れていた茅野がどんなに素晴らしい所かが再確認できた」

「他県から移り住んだ人に茅野の素晴らしさを再認識させてもらった」などなど。

皆さん、それぞれに新しい発見があったようです!

「諏訪の不思議を知る!」はまだまだ続きま~す。

次回も是非ご一緒にワクワクしましょう(^^♪

 

※考古館へに行くが楽しみすぎて、昨日は朝から中ッ原遺跡へ行ってしまいました~

尖石縄文考古館と合わせて、遺跡めぐりもどうぞ(^^)/

★茅野市縄文プロジェクト https://www.city.chino.lg.jp/site/jomon/

 

 

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